よく巷では、「うつの人に頑張れは禁句だ!」と聞きますよね。これってホントなのでしょうか?
実を言うと
半分正解で半分間違いなんですね!
まずはじめに、うつ病は気分障害の一つです。一日中気持ちが落ち込んで、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった不調が続きます。
そして、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。
日常生活に支障をきたしているかどうかというのが重要になります!
うつ傾向にある人は、自分なりに頑張ってはいるけど頑張れない。気力がでないといった傾向にあります。そういうひとに対して「大丈夫だよ!頑張ろうよ!」というのは禁句ですね❌
なぜなら上記の頑張ろうという言葉には根拠がないからです。
根拠がないまま頑張れと言われても、
「頑張ったのに困っているんだよ!!」「何を頑張ればいいんだよ!!」
と立腹しますよね。
逆に言えば、その人に対して具体的な目標を提示してあげて、励ますことが大事になります。
ここで注意が必要なのは、その目標が現段階の当事者に乗り越えられるものなのかどうか?ということです。この目標は高すぎても低すぎてもいけませんのでね。
料理をしたことない人に、アマトリチャーナを作ってください。といっても無理ですよね!それと同じです!
うつ傾向の人に目標を提示するのであれば、その人がどのような状態で、どのようなことをしているのか、どのような環境にいるのかを詳細に理解した上で、声をかけるべきです😀
そして目標は二人で作り上げるべきだということ
その人にとって無理がないか。どのくらいならばできそうか。頻繁に話し合いを重ねて目標を立てて言ってください。
そして必ず、自分は味方である。いつでも力になるということを相手に示してあげてください🙂
それがラポールの形成につながっていきます。
ではでは平和!
コメントを残す