では、アンガーマネジメントの続きを行っていきます!
今回のテーマは「怒りの機能」についてです😃
前回でも話しましたが、怒りとは恐怖や脅威を認めて初めて感じるものです。人間の防衛として本来備わっているものになります☀
この脅威や恐怖は何かと言いますと「侮辱、暴言、暴力、欲求不満、イライラ、不当な扱い」などです。
これによる人間の反応として3つの反応があります。生理的反応 社会的反応 心理的反応 があります。
この3つについて以下で解説していきます😁

エピソード:他人がぶつかってきた。
生理的反応
・心臓がバクバク
・手汗をかく
・体に力が入る
・顔が赤くなる
社会的反応(社会の見方)
・人にぶつかってくるのは失礼だ!
心理的反応(気持ちの変化)
・わざとやったのか!
・喧嘩売ってんのか!
このような反応が見られると思います。それに対していい反応と悪い反応をみていきましょう!
良い反応(コントロールできる)
・深呼吸
・自分を落ち着かせる
・10秒数える
悪い反応(コントロールできない)
・怒鳴る
・ケンカをする
では結果はどのようになるでしょうか??

良い反応
・怒りをコントロールできた!
・事故の危険が減る
悪い反応
・事故の危険が高まる
・小さな不満に敏感になる
社会的反応:その人が置かれた環境や状況、文化によって左右されます。
例えば、暴力が当たり前の家庭や環境で育ってきた人は「暴力で見返りが得られる」と認識してしまいます。それにより、暴力をすれば解決すると誤った考え構築されます。また社会的反応は経験によっても得られるため、スキンヘッドの人は怖い・入れ墨が入っている人は暴力団だ!という偏見も生まれてきてしまいます。環境が変われば考えも変わっていきます。
心理的反応:怒りは感情を強めて自分の考えが正しいと確信させます。また、他人が自分を怖がれば危害は加えてこないという自己防衛の反応でもあります。心理的反応の怒りは自分に自信を付けることで軽減していきます。
怒りをコントロールできるかどうかが、対人関係のトラブルを避ける第一歩になるということを知っておいてください。
今回は怒りの機能について解説していきました!次回は「怒りの流れ」について学んでいきましょう!
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