転職に悩む看護師必読!〜ブラック病院の見分け方〜

突然ですが、皆さんの働いている病院はブラックですか?それともホワイトですか?

病院って企業と違ってどこからがブラックでどこからがホワイトなのか区別が難しいですよね。

ですのでこれからブラック病院とホワイト病院の見分け方について教えます。

3つ以上当てはまったらそれはブラック病院かも、、、

残業代がしっかりでるか

残業代は病院の職務規定や規約によって異なるため一概にはいえません。

ですので皆さん、労働規約をもう一度読み直して残業代は何分から発生するのか?もう一度確認しましょう!

長時間の残業

医療業界は特に慢性的に人員不足です。中でも看護師の一人あたりの業務量は許容量を越えていると言っても過言ではありません。

月に残業時間が100時間越えていないか確認してみましょう。

民間企業での平均残業時間は月に25時間です。

厚生労働省の指標では月に10-11時間が望ましいとされています。

ワンマン経営でないか

院長の発言力が強い場合は劣悪な環境になりやすいです。

院長がドクターで副院長が看護部長という立ち位置が最も適切とされています。

看護体制は整っている?

自分の所属している病棟の看護配置を見てみましょう。

病院や施設では適切な看護、介護ができるように人数配置が定められています。

一般病棟

患者:看護師=7:1 or 10:1 or 13:1

 7対1が望ましいとされています。7対1となると看護師の担当患者数も少なくなり患者に対して質の高い医療を提供できるため、双方にメリットがあります。しかし、そのぶん診療報酬も高くなるため患者の払う入院費用も高くなり、病院の利益も高くなります。

病院としては7:1を目指すのが理想ではありますが、医療行為での高い評価や十分な設備が必要とされるため、それを満たす病院は多くはありません。

 10:1も同様に急性期の患者を対応していますが、7:1に比べ、患者の医療必要度は低いです。そのため、忙しさも比較的落ち着いています。仕事とプライベートを両立する方はおすすめです。

 13:1は急性期対応はせず、看護必要度の低い患者をケアする病院に多く見られます。ケアミックス病院や回復期など退院から復帰を目指すサポートを行う施設での勤務が多いです。

ハラスメントの横行

ハラスメントが起こらないことが理想ではありますが、万が一ハラスメントが起こった際に対策する部署や委員会が整っているか重要です。

ハラスメントが起こっても見て見ぬ振りをする。報告しにくいシステムである。このようなことが起こっているのならばそれは病院としての責任です。

過度な精神論

気合で乗り切ろう。そもそも看護師は大変なものであるといった偏った精神論が横行していないか。

労働組合がない

労働組合がないということは、社員が団結して声を上げる場がないということ。待遇面での交渉がしにくいため、ブラックである可能性が高い。

退職できない

本来2週間前に伝えれば辞めることは可能です。(シフトの関係や業務の引き継ぎの関係上、一ヶ月前が望ましいかも)

退職するために上司を納得させなければならないといった決まりはありません。

勤務外の勉強会参加の強制

勤務外の勉強会や研修に参加する場合は時間外としての割増賃金が発生します。

これは日本看護協会に明記されています。

有給が使えない

有給は本来労働者が時期を指定してとることができます。取得理由は必要ないため、いかなる理由でも取得できます。

看護師の入退職が激しい

看護師の平均勤続年数は10年。出産や結婚により職場を離れるのは一般的。それにもかかわらず出入りが激しい職場であるのならば、何らかのトラブルの多い病院かも。

以上ブラック病院の見分け方でした。

皆さんいくつ当てはまりましたか?

この項目を参考にして、次の病院を決めるための転職に生かしてみてはどうでしょうか?

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おんせんまる
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看護師兼温泉保養士 転職を考えている方、精神科に興味がある方、精神科で働いている方、復職で精神科を考えている方へ向けて発信しています! 日々の人間関係でのお悩みも受け付けています😁