日本の教育は困難なことに立ち向かうことが正しいと教えられています。
そういう人に限って困ったときに逃げ出せずキャパオーバーになってしまいます。
皆さんはそもそも逃げ方を教わっていないのです
人生で辛いこと、苦しいことからの逃げ方を知っておくことは自分の身を守るために大切です
今回は逃げる技術を学び自分を取り戻す方法を知ろう

目次
逃げられないのではなく逃げないだけ
周りから見れば、そこまで辛いのなら逃げればいいのにと思ってしまうが、追い込まれている人はそこに自分の体や命よりも大事なものがあると信じ込んでいるから逃げられなくなってしまう
つまり人は「逃げられない」のではなく「逃げない」ことを自然に選んでいる
逃げられない人というのは周囲に合わせて生きる傾向にある
自分がなにか言うと余計だから何も言わないでおこう、我慢すれば丸く収まるといった周囲に信頼し依存することで我慢を続けてしまう。
だからこそ「逃げる」選択をせず「逃げない」理由を探してしまう
「今会社をやめたら再就職は難しい」
「離婚したら世間体が悪くなる」
このような理由は論理的ではなく、目の前の問題を逸らすだけの言い訳にすぎない
だから「逃げない」という選択肢を選んでいるだけ
なんでも決めつけない
逃げられない人は自分をこういう人間と決めつけている場合が多い。「私は責任感が強い」「私は決して道を踏み外さない」など
本来人間は多面的なはずなのに、自分はこういう人間と単純化してしまいそのように振る舞おうとする
その結果、現実との間で矛盾が起こったときに柔軟な対応ができなくなる
「疲れたなんて甘えだ」と決めつけてしまうことで柔軟に生きれなくなってしまう
自分は「〜な部分もある」「どんなことだって起こりうる」と思えば柔軟に生きることができる

いつもと視点を変える
「リフレーミング」:ある出来事の枠組みを変えることで、その出来事に別の視点を作る
例えばコップに水が半分入っているとする
これを「まだ半分も入っている」と考えるか「もう半分しかない」と考えるか見方を変えれば考え方も変わります
「逃げられない」と感じている人は「逃げられない」と枠組みして物事を見ているから「逃げられない」と感じている
だからこそ枠組みを変えて視点が変われば「逃げられない」という気持ちを変えることができる
→ではどうやるか?立場や視点を変えると軽減される
看護師をしており看護することに疲れているとします。「自分が頑張って看護しないと」という看護責任者的視点から「病棟のチームの一人」「〜病院の看護師の一人」と視点を変えることですべてを請け負う必要はないと感じませんか?
病院をやめたときのデメリットだけでなくメリットも考えてみましょう
「〜すべき」より「〜したい」で生きよう
皆さんは普段から強い責任感の元で働いているのではないでしょうか?
責任感の強い人は完璧主義が多く、「〜であるべき」と決めつけてしまう傾向にあります
そういう人は相手の顔色をうかがいがちで周りによく見られたいと思ってしまう
「〜すべき」と考えるのはやめて自分が本当にやりたいこと「〜したい」を大切に生きるといいでしょう

1時間だけ逃げてみる
逃げてはいけないと考えると思考はどんどんマイナスな方に傾きます
考えすぎて答えが出ずに悪化するという負のスパイラルに陥っていきます
先程同様に見る角度を変えて考えてみる。そうすることで問題が一気に解決する
解決までいかなくとも解決の糸口くらいは見つかるかもしれません
だからこそ視点を変えるためには1時間だけ別のことをやる
本屋にいったりコーヒー飲んだりゲームしたり何でもいいです。問題からいったん離れることで感情を切り替えられる
そうすると思考や行動も変わっていきます
もちろん問題をすべて放棄しろというわけではありません。ポイントは「1時間」です
心の「オン」と「オフ」を切り替える
「怒り」や「悲しみ」という負の感情も元はといえば自ら選んだもの、つまり自分で手放すことができます
例えば電話で誰かに怒っているときに仲の良い友達から話しかけられたら笑顔で友達と話すと思います。
このように感情というのは自分の意思で変えられます
電気のスイッチを切ったら嫌なことは考えないという風に考えて、スイッチの消す行為をきっかけにして脳も切り替える
このように行動の切り替わりを感情の切り替わるきっかけにすれば感情の切り替えは可能です
逃げられない時には負の感情になってしまいがちだが、嫌な感情を選ぶのも手放すのも自分次第なのです
このきりかえ方法で心のスイッチをかえましょう!

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